(English)
赤穂緞通の代表的な文様である網利剣から派生した文様で、他にも「犬利剣」「網代利剣」などの作例があります。 鋭い利剣文様の表現は、鋏入れを行い文様をシャープに浮き上がらせる技法の賜物。
近頃、この花十字利剣がアールデコ様式に影響を受けた絨緞として欧州の絨緞市場で紹介され、高い評価を得たそうです。緞通産業が活況を呈していた大正時代の流行が反映されたデザインと言えるかもしれません。
びっしりと緻密な文様で埋め尽くされており、これを一枚仕上げるのに一体どれほどの手間がかかるだろうか、と気が遠くなります。
現代の織り手の皆さんは古典柄を色違いで作られることが多いのですが、これまで花十字利剣を作った方はいらっしゃらないかも、とふと思いました。
焦茶と水色の色遣いがとても洒落ていて、渋い風合いの木の家具やウィンザーチェアが似合いそうです。
・6.花十字利剣 焦茶(はなじゅうじりけん こげちゃ)
・サイズ:92cm×186cm
・素材:綿(藍染、草木染)
・売約済です。ありがとうございました。

7.薄茶の花十字利剣と並べてみました。
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