(English)
最盛期の気概を感じる緞通。
簡略化された同様の文様がこれまでに発見されており、企画展「赤穂緞通」(2003年 赤穂市立美術工芸館 田淵記念館)の図録に現物と図面の写真が掲載されています。 こちらは初見の作品ですが、おそらくこれがオリジナルの図案だと思います。理想郷にあるような絨緞というイメージでこの名を付けました。
一目ごとに色を変えた地模様や、外周の二本線の間にも縞模様をあしらうなど、手間と技術を惜しまずに作られたものです。 縁は色が薄くなっていますが羊歯の葉文様で、この縁文様を使っていた織り元は他にも独創的で優れた図案の緞通を残しています。
赤穂市立歴史博物館の学芸員 木曽こころさんによると、明治時代の末期から大正時代の初期にかけて、産業としての最盛期に作られたものではないかとのこと。 赤穂緞通の一つの到達点と言える逸品です。
・8.シャングリラ
・サイズ:93.5cm×186.5cm
・素材:綿(藍染、草木染)
・売約済です。ありがとうございました。

1cm〜2cmほどの茶色い染みが残る箇所があります。
また、緞通の片側がやや濃いめの色となっています。(写真6枚目参照)
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