(English)
十字唐草は赤穂緞通の創始者 児島なかが考案したとも言われており、 最初期から織り継がれている赤穂特有の文様です。
古く正倉院の花氈にも見られる二つのメダリオン。十字の意匠を太い唐草が囲む力強いデザインです。
縁の龍文は比較的古い明治時代の赤穂緞通によく見られます。 龍、ということで中国緞通由来の意匠かと思い込んでおりましたが、よくよく考えるとテキスタイルで同様のものを見たことがありません。 古代中国の青銅器に見られる虺龍文が形状としては近いように思います。児島なかの家業は古美術商でしたので、海外の絨緞のみならず 、様々な美術品を元に図案を考案したのかもしれません。
比較的時代の古いものとみられ、耳の作りや色糸が太くざっくりとした風合いです。
・11.十字唐草(じゅうじからくさ)
・サイズ:93.5cm×190cm
・素材:綿(藍染、草木染)
・価格:15万円+税

これのどこが龍?と見るたび首をかしげておりましたが、虺龍ということはドラゴンではなく蜥蜴の類ですね。
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