24.赤穂ギャベ / Ako Gabbeh

(English)



この椅子敷は、“赤穂ギャベ” と名付けた小さな綿糸の敷物です。

使う人にとって 、いまの暮らしで使いやすく、手に取りやすいものを

作る人にとって 、より始めやすく織りやすく、長年続けられるものを

そんな思いを持って、赤穂緞通の織り手の有志数名で作り始めたものです。 赤穂緞通の新作は、ベテランの方で1年に2〜3点、兼業の方は1年に1点がやっとという僅かな数しか制作できません。作る数も、使う方も、目にする機会すら少ないのが現状です。

緞通を織ってみたい、ふとそうつぶやく方に、これまで何名もお会いしてきました。 でも、技術の習得に何年もかかること、技術を得ても雇用があるわけではないこと、 グランドピアノよりも大きな織り機を置く作業部屋が必要なことなど、 かつてのような織り元が無い今、個人で取り組むにはハードルが高い仕事です。

ここ赤穂に綿糸を使った敷物の文化があることを広め、織ってみたいという人の気持ちに応える、そんな使命をもってこの赤穂ギャベは生まれました。今、緞通の織り手に加えて数名の技術講習生が制作に励んでいます。まだまだ始まったばかりの小さな取り組みですが、興味を持っていただけると嬉しいです。




こちらは赤穂ギャベのホームページ(https://www.akogabbeh.com/)にて販売しています。



風を待つ月、わたしの場所で夏を迎える